「だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる」
「だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる」
(ルカによる福音書より)
認定プラクティショナーコースで教えることと、教えられないことがあります。
自分軸で自分らしく生きること、一人ひとりは神さまの分霊であること、
この言葉の意味の深さについては、自分自身で手探りで感得していくしかありません。
DUOワークによって一皮一皮剥かれて、殻が破られていくプロセスでは、
ネガティヴな感情や思考が、ニュートラルになっていきます。
しかしその奥にある深みを持つことは、その方がどのようなあり方であるかにかかっていると思います。
例えば、「へりくだる」という言葉がありますが、
どんな関係であっても、そこに魂を上下関係で見ないのです。
むしろへりくだることが身に付いているくらいがちょうどいい。
そこに魂の芯の強さを見るでしょう。
神さまの分け御霊である相手の真我を高めることを
無意識のうちに為しているのは、真の意味での神さまを信じることだと思うからです。
そして、もっと深く感じることです。
シュタイナーが『霊学の観点による子どもの教育』を重要視していたのは、
人間の本性を生き育てるには、生まれる前からの母親のあり方から、
生後のあり方で霊の萌芽が育っていけるからです。
しかし、すでに大人になってしまった私たちは、よほどの信念をもって
見出していかない限り、目覚めには遠いのです。
愛と光と感謝をこめて
♡