苦しみからの解放
苦しみというものから解放したいと思って、旅に出るとします。
しかしその苦しみの元はなくなりません。なぜなら、すべては自分自身の内面にあるものだからです。
新しい別天地に行けば新しい出会いもあるでしょう。
しかし苦しみの元がインナーチャイルドであったとしたならば、そのインナーチャイルドが心底安心した関係を持てる確率は低いでしょう。
ましてや言葉の通じない国での暮らしには、閉塞感と孤独感がつきものです。
心通わせ合うパートナーや家族がいればまた別でありますが。
そういう意味でも、「若さは何ものにも代え難い」宝です。
若さには柔軟性や適応性があります。また違いを受け入れられる多様性を兼ね備えています。
そうして無限の可能性とともにいろいろな他者との出会いを期待していいでしょう。
そして人生冒険する中で魂は切磋琢磨していくでしょう。
しかし、壮年期(40〜65歳)以降になるとそうはいかなくなります。
植物を見てもわかるように、新しい土や環境に根付かせるのは容易ではありません。
壮年期以前に根付いた土地やコミュニティがあれば、
横の広がりとともに自分自身が育てる側になっていくのです。
それは老年期に向けての人生の喜びにもなりましょう。
愛と光と感謝をこめて
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