小林秀雄に学ぶ
「電子とか中間子とかいう物質は、どんなに見ようと努力してもみえやしない。いつまでたっても、神はわからないんだ。しかし、神は存在する。神を知るには、外から見ようとするのでなく、神の中に入っていって、神と一つにならなきゃならない。中に入って一つになるというのは、神を愛すということだ。花が美しいと感じるのは、情緒であり、愛だ。花が美しいと感じる時は、ただ花を見ているだけでなく、自分が花の中に入った時だ。花と一つになった時だ。花を愛したのだ。愛というものは、ただ見て、眺めている時には存在しない。その中に入って一つになった時、はじめてそこにあるものだ」(小林秀雄)
一つになるということは、そのものをすべてあるがままに受け入れる事であり、信じ、尊重することであり、愛することなのである。高見澤潤子著『兄 小林秀雄』より
私は、DUOワークの根底にある精神を、小林秀雄の言葉に見出しています。
これはプラクティショナーとしてのあり方にとどまらず、
あらゆるものへのDUOである。もちろん自分自身との。
私たちの精神を高みに導いているものが、
美を感じる心にあり、あるがままを慈しみ愛でる心でもって、
その対象の中に入っていき、一つになるその瞬間が神と一つになる、
それを愛するという。
愛と光と感謝をこめて
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