この世の波動
物質の世界はそれ自体エネルギーであり波動であるが
その波動は光が濃縮したもの
それゆえにこの世は重い波動に満ちている
その重い波動である物質に囚われてなんの解放なんの自由があろう
この美しい地球の美しい波動である自然はただそのままで美しい
人間である私は美しいだろうか
純粋無垢な笑顔の赤子だったその美しさに戻れるだろうか
死して逝くあの世は光の世界
この地の重たさにありてこそなお光たらんとして
あの世に持っていけないものこそ我が身に纏うもの
この世での出会いが美しいものであるよう
ただただあるがままであることありがたみ
ありがたみ慈しみ深まることよのこと
私の仕事
朝の山々に木霊するホーホケキョの響きが一日の目覚めが心地良いものへと変わる
私の“仕事”が遥か彼方の宇宙からのご依頼であるゆえに
それがどんなにか重いエネルギーであろうともそれは自ずと引き受けるシステムが稼働している
しかしそれらはこの地球上での祝福されたある種の喜びでさえあるのだろう
無限の生命の息吹が其処彼処に感じられるからである
自然の恵の尊さよ永久なる生命の木霊よ今ここにあることの幸いよ
“ある”ことが愛であり感謝であることよ
「野の花空の鳥を見よ彼らは何を憂いているだろうかただただ“ある”のである」
キリストも仏陀も同じ肉体を持ちながらもかような美しい福音をのべられたのは
ただ“ある”ことの奥義にいきされどひたすら愛と感謝と祈りそして瞑想にあったゆえ
川が流れるごとく同じところにとどまることのない無常なれど
あるがままにあることの深みにあることの静寂
その静寂
静寂
静寂
。
空の青さ
空の青さ
今日、私は愛であったろうか
私に語りかけるその人のおもいに
愛をもって聴き入ったか
今日、行き交う人の合間を吹き抜ける風に
愛を感じただろうか
今日、仕事の段取りと食い違いあたふたする人に
愛をもってその眼差しに聴き入ったか
人生の岐路に立たされ後悔する人の話を
愛をもって聴き入ったか
空の青さは教えてくれる
ただあることの尊さを
愛そのものであることを
。