画家は、花なら花をそのあり姿を感じ、佇まい、色合い、匂いや
花びらの曲線の優美さを感じます。
花を観ている自分の感じが、観ていることで、
観ていないときの自分と違う、ある感覚を覚えます。
それを、紙やキャンバスに思い描きます。
描くながら、そこに現れてくる線や色、目に見えるものと、
自分が感じた、感動したものと一致するまで、
何度も何度も、キャンバスと対話します。
その間にも、キャンバスの向こうから、今まで感じたことのない世界を
垣間見るのです。
描く行為を通して、観る行為を通して、
さらに自分の内面で、すでに知っている感覚、納得のいくところまで追求する行為、
すでに在る、本来の自分との結合でしょう。
今ここ、この瞬間を感じます。
時空間を超えた、静けさのスペース、
「ある」
愛
感謝
喜び
光
創造
源
生きとし生けるものすべてが幸せでありますように