「自分らしくある」ことと、社会から見てどうあるかは、必ずしも一致してるとは言えません。
数年前の生活の方が物質的に恵まれて、社会的地位も確立していたという方が、質素で無名の地位にある、現在の暮らしぶりに満足しています。
それまでの様々なしがらみのある人間関係や物質的な執着をどんどん手放し続けました。
それにより心は軽く身体も楽になっています。その方は自分らしく生きる選択をしたのです。
自分らしくないことで、苦しみの多い人生だったので、自分らしく生きたらどうなるかを実践したのです。そうせざるを得ないくらいに、身体も心もボロボロになってしまいました。
とにかく休むこと、好きなことだけすることを提案しました。そして楽でいいということも理解しました。
その後、身も心も楽な感じを覚えてからは、ブランド品や外車への興味は薄れ、自然や生き物への関心が次第に高まっているそうです。
そしてまだまだ自分らしくなっていないと思いながら、自分らしくあることを見つけること、実践することをライフワークにしています。
そのために取り組まれているのが、子どもの頃の生き生きしていた自分を取り戻すことです。
《ダイアログ》でカウンセリングして、実践としての《レインボーDUOワーク®》に取り掛かります。
レインボーDUOワーク®では、本当の自分らしさに出会う、ワンダーチャイルドが出現しますと、そのチャイルドに焦点を当てます。
人によっては、そのチャイルドが蓋をされて生き辛くなっていますので、幾重にも絡んだ糸を解すように丁寧にワークします。
ときに苦しみは、ワンダーチャイルドが蓋をされた蓋であったりもします。
素晴らしい本来の自分らしさを生きることは、真実を生きることになります。苦しみは真実ではないのです。
蓋をしなければ生きてこれなかった思いや感情に向き合いますのは、自分自身です。向き合うとは自分自身でしかできません。そうして向き合うことで、癒しが起きるのです。
何故なら、その蓋の下に滞っているエネルギーは、自分の正直な気持ちなので、自分自身がそれに気づいてその気持ちを感じることそのものが癒しだからです。
感じることができるのは、自分だけです。
私たちには、自分自身を癒す力が備わっています。気づくことと、感じることです。
セルフではここまではできるでしょう。
しかし、ここより深い感覚にアプローチすることは難しいです。
痛みそのものと一体になっているからです。
外側からの働きかけとサポートが助けになります。そのために、DUOワークプラクティショナーがいます。
自分らしく生きる喜びを自分自身に与えましょう。
生きとし生けるものが幸せでありますように