シフト
私の大好きな言葉に、「シフトする」があります。
多次元に生きているということを意識しますと、
ポジティブ世界に「シフトする」ことを心がけることが日常化します。
気がついたら、望んでいたことが実現していることがあります。望んでいることは、すでに自分が知っている自分の本来のありようであり、意識していない異次元で“ある”自分の一部と言えるかもしれません。
“そこ”に「シフトする」ようです。
次々に現れる無意識な思考が、ネガティヴなものであれば、それは“エゴ”ですから、
“今ここ”に意識を留めます。
昨日の家族との会話からネガティヴなイメージが現れたり、ふと見たニュースの見出しが無意識に自分の中でリフレインしていると、
エゴは、ネガティヴなことを好みますから、その“スペース”を“エゴの餌”にしてしまいます。逆に言えば、ネガティヴなことに“反応”する自分の一部がネガティヴなエネルギーの痼りとなっています。親や社会から刷り込まれたたくさんな思考により反応することもあるでしょう。
意識的に“思考の力”をポジティブに使いますと、そこで「シフトする」のです。
“エゴ”に力を与えないことを心がけます。
思考は、イメージであり、言葉です。
言葉は、光であり、生命です。
イメージすること、言葉にすることに自らが“責任”を持ちます。
ポジティブな思考は、光の言葉、光の生命となります。
自分や他者、そして生きとし生けるものすべてに影響します。
自分や他者へのネガティヴな思考をくまなくポジティブなイメージに替えることは、
生命界に光を注ぎ入れることでしょう。
まだ実現していない夢があれば、それが実現していることをイメージします。
実現していないというネガティヴな思考は、ネガティヴな現実を創造しますから、ポジティブに捉えます。
“今ここ”に意識を向けて、「静けさ」とひとつになります。
どの瞬間も、完璧であったことに気づきます。“今ここ”は完璧であることを識りますと、この瞬間が、“愛と感謝”の波動になります。
エゴの執着から解放されます。
見えない大いなるエネルギーとともに、波乗りするようにシフトします。
蓋しながら
顕在意識に上らない潜在意識の感情のエネルギーは、無意識に蓋をして鎮座していることがあります。
瞑想が深まると“不快な感覚”として浮上してくることもあります。
蓋は、自分でも気づいていない“本当の気持ち”だとしたら、どうでしょう。
「愛着障害」のありようのひとつ、「All or Nothing」の傾向があると、
“本当の気持ち”を自分自身が“見たくない”ため、見る前に“蓋をして”閉じてしまいます。
何事もなかったかのように、淡々と人生が歩まれますが、
どこか、“生き生き”していません。
たくさんの蓋の下にある“本当の気持ち”が、自分自身にも誰にも気づかれずに、狂わんばかりに泣き叫んでいるとしたら、
顕在意識においても、どこか“心の拠り所”がないと感じているかもしれません。
“今ここ”に生きることは、『福音』と思います。
“記憶”からも解放されて、新たな大地を内側に創造します。
この“瞬間”を、“静けさ”のスペースに感じいることは、
かけがえのない“ミラクル”であるのです。
そうして、「これもまた変わる」、と手放していきます。
ときに、感情の波は、痛みに痛むエゴの増幅となります。
意識的にポジティブな思いを生み出し、心地よい感覚を感じることを取り入れます。
次元シフト
日頃見る光景は、どんな感じでしょうか?
その光景で、あなたの振動が高まっているのを感じるでしょうか?
そこで感動することがあるとしたら、何でしょうか?
そんな場面に出くわしたら、もう一度、そしてまたもう一度と、その光景に身をおいて感じます。
すでに次元シフトが起きていて、あなたの“気づき”の創造が見守られていることでしょう。